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vCenter Update Managerいいね。

Published:2011-01-10 19:16:04 UTC

vSphere AdvancedとvCenterのライセンスを入手できたので、某所で預からせていただいているESXi環境をアップグレードして、ちまちまと暇を見つけては環境構築をしている今日この頃ですが、今日はvCenter Update Managerの話。vCenter Update Managerは、VMware ESXiやvCenter Server、それにゲストOSのパッチレベルの管理をできるソフトウェア。vCenter Serverのインストーラに紛れていて、全くその存在を認識していなかったのですが、これまでvSphere Host Update Utilityで行っていたESXiのアップデートやパッチ当てを出来るものと聞き、使い始めてみました。

インストール

vCenter Update Managerですが、サーバーコンポーネントとvSphere Clientに対するプラグインという構成で出来ています。

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サーバーコンポーネントのインストーラは、vCenter ServerのインストールCDのISOイメージのAutoRunで立ち上がるDialogからvCenter Update Managerという項目を選択することで起動できます。vCenter Serverと同じサーバーにでも突っ込んでおくと良いのではないでしょうか。

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vSphere Clientのプラグインは、vSphere Clientのプラグインマネージャからインストーラのダウンロードと起動を行えます。

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こんな感じ。

インストールが済むと、vSphere ClientはこのようにホストのページにUpdate Managerというタブが追加されたり、
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「ソリューション及びアプリケーション」の下に「Update Manager」という項目が追加されたりします。

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ESXiホストへのパッチの選択

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ホスト毎のUpdate Managerのタブの、「添付」というリンクから、適用したいパッチレベルを選択できます。

ESXiホストへのパッチの適用

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修正というボタンを押せば、パッチを適用できます。お手軽!なお、ホスト毎のUpdate Managerタブではなく、フォルダ毎、クラスタ毎、DataCenter毎のタブから行えば、多数のホストに対してまとめてパッチ適用をできるようです。小規模環境なのでそのようなことはしたことはありませんが。。

ESXiホストへのサーバーベンダ提供独自パッチの適用

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VMwareが提供しているパッチ以外に、サーバーベンダが提供していてVMwareのレポジトリに載っていないパッチ(正確にはHost Extention)というものが存在し、それを当てることでESXi側から、ハードウェアのステータスがモニタリング出来るようになったりするものがあります。例えば、HPのHost Extentionがあり、これをインストールすることで、HP CIM Providerとして働いてくれます。HPのInstall Instructionsを見ると、vSphere CLIのスクリプトを使えとありますが、vCenter Update Managerを使える環境では、vCenter Update Managerを使った方が便利です。これの追加は、「ソリューション及びアプリケーション」→「Update Manager」→「パッチ レポジトリ」→「パッチのインポート」からパッケージの追加を行い、そのパッケージを含んだベースラインを新たに構成し(その際ベースラインのタイプをHost Extentionとすること!)、そのベースラインを対象のホストに対して添付し適用するという流れで実現できます。