Archive : 2014-04

APR
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_images/acslogo.pngApache CloudStackのCommitterになりました。CloudStackのKVMサポート周りへパッチを投げてきたことが評価されたのでしょうか。CloudStackの開発への参加を通じて、OSS開発のワークフローや、大規模ソフトウェアのアーキテクチャ設計など、それぞれのメリット・デメリット含めて、多くのことを学ぶことが出来ました。まだまだ力不足感は否めませんが、これからも時間を見つけてApache CloudStackコミュニティへの貢献を続けることで、その発展の一助になれればと思います。

APR
4

Roslyn build preview公開

Published:2014-04-04 15:57:20 UTC

BUILD 2014のKeynoteの場で、C# CompilerのC#再実装であるRoslynの最新プレビュー版が公開されましたね。合わせて、RoslynのApache License 2.0でのOSS化も発表され、.NET界隈にとって、エポックメイキングな発表でした。これで、Mono(やXamarin)はランタイムやOSS化されていないライブラリの開発に注力すればよいことになり、Windows以外でのC#利用も促進されそうです。

ざっとRoslynのドキュメントに目を通した限りでは、以前のCTPから大きく追加されたAPIなどは見当たらず(Scripting機能とかどうなっているのでしょう)、むしろC#の言語機能の細かい強化に注力していたのでしょうか。新しい言語機能については、SDKに添付のUpcoming Features in C#というドキュメントが詳しく、さっそく.NET Compiler Platform (Roslyn) Preview | ++C++; // 未確認飛行 C ブログ: で解説がされています。

ドキュメントを読んでいて個人的に気になったのが、FAQのCan I rewrite source code within the compiler pipeline? という項目で、残念ながら、コンパイラパイプラインの途中でフックして動作に介入することは出来ないようです。Roslynが最初に発表された時の謳い文句として、モノシリックなこれまでのコンパイラのパイプラインをコンポーネントごとに分割してユーザーに開放する、というのがあったように記憶しているのですが、やはりパフォーマンスの要件的にパイプラインの途中への介入は実現できなかったのでしょうか。属性でのマークアップベースのDSLからコンパイル時にメモリ上のSyntaxを書き換えるようなものを作りたいと考えていたので、少し残念です。MSBuildでpre-buildのターゲットとしてcsc.exeにコードが渡る前にコードを書き換える方法が代替手段として提示されていますが、その場合だとコードを書き換えた結果をファイルに書き出すことになり、コードの再編集が必要になった時に使いづらいDSLになってしまうのが懸念点です。

なんにせよ、C#が着実に前に進んでいることが感じられるKeynoteでした。より詳細が解説された各セッションのスライド、ビデオの公開が待ち遠しいですね。

APR
4

OneGet

Published:2014-04-04 15:09:58 UTC

OneGetという、Microsoft公式のパッケージマネージャが公開されたようです。Windows Serverにとって地味にインパクト大な新ツールになりそうですね。ようやくか、という気もします。プラガブルな構造をとっており、裏の実装はプラグインという形で差し替えられるようです。現在は、Chocolateyを利用するためのプラグインが提供されているようですが、Chocolateyはその提供されているパッケージの信頼性を担保するための仕組みが十分に機能しているとは言えないので、Microsoft公式でパッケージの提供元を認証したレポジトリが欲しいものです。逆にそういった信頼性を担保するための仕組みがないと、Chocolatey同様、利用は厳しいですね。