Archive : 2008-04
Web 2.0 ツールのつかいかた まだ、Googleだけですか?
最近小飼氏の書いたものを読み漁っている関係で、上記の本に辿り着いた。その中の、小飼氏と梅田氏の対談の中に、Googleについて非常に興味深い指摘があった。
偵察衛星が膨大なinfomation(情報)をもたらした一方で、むしろintelligence(知性)が損なわれたのと同様のことがWebの世界にも起きているような懸念を私は感じてしまうのです。
偵察衛星の登場により、HUMINT(人間による情報収集。HUMan INTelligenceの略)は大きな痛手を負ったと言います。偵察衛星の写真の鮮明さに目を奪われるあまり、あいまいで解釈の難しいHUMINTは隅に追いやられ、その結果「神には見えない」「テロリスト」の跋扈を許した側面は大いにあると思います。いや、それこそが9.11の遠因でしょう。
それに対し合州国<原文ママ>は「人の力」を振り返るのではなく、むしろ「神の力」への飽くなき追求に突き進んでいるように思えます。
合州国が目指していたのは、世界に「神の力」をもたらすことであり、その過程としての「神の目」たる情報網と、世界最強の「神の手」たる米軍があるのですが、皮肉にもポスト冷戦の歴史というのは、合衆国の力がより「神に近づけば近づく」ほど、合衆国の行動から繊細さが失われ、傲慢への道を突き進んでいるように思えてならないのです。
Google八分が、合州国のイラクに対する態度に重なって見えるのは私だけでしょうか?
私がGoogleのありように対し、一神教的だと感じたのは、まさにGoogleのありようが合州国のManifest Destinyの延長上にあるように思えたからです。
「Web2.0をめぐる往復書簡―Web 2.0 ツールのつかいかた まだ、Googleだけですか?
」内、小飼氏の発言より引用、装飾は引用者による。
Googleの、検索テクノロジーという唯一絶対の「神の目」により、世界中の全ての知を再編成しようとする姿勢を、SIGINTを頼り、HUMINTをないがしろにしてきたアメリカ合衆国の姿勢になぞらえ、その態度を傲慢だと考え、いつか破綻をきたすと暗に示唆している。
Googleは、「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」を使命と言って憚らない(=Manifest Destiny?)わけだが、その信念に基づいて行われたYouTubeの買収や、Google Book Searchは、そのもたらす結果は未だ見えないが、少なくとも既存の著作権のありように対しては冷淡で、傲慢な態度と言えるだろう。
果たして、Googleが、イラク開戦の判断を誤ったアメリカのように、しっぺ返しを食らうとしたら、その時のHUMINTにあたるものとは、何なのだろうか?
何の気なしに大学のPCのスタートメニューを漁っていたらVisual Studio2008が入っていた。春休み前までは2005だった筈なのに。しかし無駄だよね、日吉のPCにAcademic Editionとはいえ有償版Visual Studioを入れるのは。矢上やSFCならともかく、日吉のPCなら普通にExpress Editionで充分ではないですか?
バイトから帰ってきたらドアにぶら下がっていた。そういえばもう発売の時期だったか。今早速読み始めたところ。「好きを貫く」彼らの姿勢を学びたいと思う。
今日発表されたWILLCOM D4、欲しすぎる。Windows Vista搭載のスマートフォン、否UMPCと呼ぶべきだろう。Vistaを搭載していることから、ほとんどのWindowsプログラムが動く。iPhone涙目www。Bluethoothを搭載しているので、DRC-BT15Pのようなヘッドセットで通話することも可能とのこと。VGP-BMS33のようなBluethoothマウスやBluethoothキーボードも接続できるのだろうか?CMOSカメラやワンセグチューナーも付いており、まさに最強。Lunascapeプラグインコンテストで得た賞金を注ぎ込むか?
映画「フィクサー」を観てきた。非常によく出来たサスペンス映画だった。以上レビュー終わり。
今日は昼からKMD(慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科)のガイダンスに潜ってきた。KMDはこの春創立150周年を記念して設立された、慶應の新しい大学院である。何をやるのかよくわからないが、キックオフメンバーが自分でも知っている錚々たる面々であったので、良い機会だと思い覗いてみたのだ。古川 享 元MS日本法人社長、竹中 平蔵 元総務大臣・郵政民営化担当大臣、稲見 昌彦 電通大教授など、顔見ただけで嬉しくなってしまった自分は全くのミーハーである。
しかしながら、肝心のカリキュラムの詳しい中身はようとして掴めなかった。繰り返し「先端的研究プロジェクト(リアルプロジェクト)」という用語が飛び交い、その内容について尋ねる質問も出たが、提携する企業との関係もあってか、結局Webに載せていること以上の情報は新しく与えられることはなかった。これでは「あの教授の下で学びたい!」という確固たる意志がある場合でもなければ、出願を躊躇してしまうのではないだろうか(「教授の下で学ぶ」という表現はKMD的には正しくないかもしれない)。
何はともあれ自分は出願資格の無い商学部二年生である。何をあの日吉の複合校舎で始めようというのか、脇でしっかり観察することとしよう。
以下、どうでもいいこと。
10日にリリースされたMicrosoft Visual Studio International Packを早速DLしてみた。Microsoft Visual Studio International Packはひらがな、カタカナの相互変換、ローマ数字の漢数字への変換、日本語IME における読みの入力に対応したオートコンプリート機能などを提供するライブラリから構成されている。SSはそのオートコンプリート機能をテストするサンプルを実行してみたもの。おそらく自分のようなホビープログラマが使用する場面は少ないだろうが、業務アプリ開発では入力支援機能として大いに重宝しそうではある。
「入門 正規表現」を買った。まだ読み始めたばかりであるが、なかなか分かりやすくて良い本である。正規表現は、これまでJScriptを処理系に、リファレンス片手に少々触ったことがあるだけなので、ここで規則をマスターしておきたい。バイト先で予告された仕事内容の一つに、正規表現を使った入力チェックをクライアントサイドとサーバーサイドの両方で行う、というのがあるので、この前買った「PHPサイバーテロの技法―攻撃と防御の実際
」とともに、勉強していこうと思う。
Web制作会社でバイトを始めた。みなとみらいに程近い場所でロケーションも良く、こじんまりとした会社だが、楽しく仕事出来れば、と思う。三月の末までは個別指導講師のバイトをしていたのだが、家の事情により、シフトの融通の利かない講師のバイトを続けるのが難しくなったこと、かねてから経験してみたかったWeb関係のバイトが調度良く見つかったことから移ることにした。で以下雑感。 Continue reading »